【腰痛緩和】機能性マットレスの種類(高反発など)
身体特性(体格)に適した「高反発マットレス」を選ぶ。
機能性マットレスの種類。日本の生活環境に適した高反発マットレスを選んで、腰痛予防に。
近年、”睡眠の重要性”を意識する人が増えてきています。
疲労感を癒すということだけではなく、
睡眠時の腰痛・背中痛などの「身体への負担」
を解消することも重要視されるようになってきました。
そんな流れの中で、寝具(マットレス・敷布団)に対して、「機能性」を重視する考え方が広がりを
見せています。
”身体バランスを整える””精神・身体状況を管理する”ことがとても大切な要素となっている
アスリート達が、マットレスの重要性に気付いたこと。
そして機能性の高いマットレスを活用するようになってきたことが、
一般の人々にも影響を与えるきっかけとなったように感じています。
また、機能性マットレス(高反発マットレスなど) への関心が高まると共に、マットレスとの相性
(適正)が大切であること、そして、個々の好みや身体適正だけでなく、「生活環境」も機能性マットレス
の効果などに大きな影響を与える要素であることがわかってきました。
以前は、欧米などの諸外国で
人気となっている商品(機能性マットレス)がそのまま日本市場においても流行するような風潮もありました。
しかし、近年では、「日本の生活環境に適した特性を有するマットレス」であることが最重要な要素として認識される
ようになっています。
■おすすめのマットレス情報:腰痛軽減!人気のマットレス&敷布団ランキングはこちらから。
■高反発マットレス特集!特徴比較・価格比較ランキング。
「機能性マットレス」の種類と特性。
「機能性マットレス」というのは、一般的なマットレス(汎用品)に対して、腰痛緩和など身体的な負担を軽減するための
各種機能(高反発機能、体圧分散機能、通気性機能など)を重要視・開発されたマットレスを意味しています。
特別な機能性を有していない、一般的なマットレスの多くが「スプリングコイル」「普通ウレタン」を
素材に使用しています。
対して、近年、主力となっている機能性マットレスが「高反発マットレス」。
高反発マットレスの「素材」で分類すると、「高反発ウレタンフォーム仕様」
と「網目繊維構造素材仕様」の二種類が存在しています。
「高反発マットレス」以外にも、機能性MATTRESSとして
「低反発マットレス(低反発ウレタンフォーム仕様・トゥルースリパーなど)」も存在していますが、基本的に
日本人には不向き(体格、生活環境)なアイテム。(こちら課題の多い低反発マットレス!「低反発ウレタンの特性」をご参考に)
ゆえに、当サイトでは
「おすすめの機能性マットレス」からは除外対象と
しています。
睡眠時の腰痛対策に欠かせないマットレス機能。「高反発機能」「体圧分散機能」
睡眠時の「腰痛対策(腰の痛み防止)」として、欠かすことのできない重要なマットレス機能が下記2要素です。
●高反発力(高反発機能)
●体圧分散機能
基本的には、「高反発力機能」と「体圧分散機能」を兼ね備えているマットレスが睡眠時の身体負荷を少なくしてくれる
アイテムとなります。
最低でも、「体圧分散機能」を有していることは、必須と言えます。
そんな、「高反発力機能」「体圧分散機能」を創出してくれるのが「高反発ウレタンフォーム素材」と「網目繊維構造素材」なのです。
■高反発マットレス特集!特徴比較・価格比較ランキング。
はこちら。
■高反発ウレタンフォーム素材のマットレス
「高反発ウレタンフォーム素材」は、「反発力」という要素を除くと基本的な素材特性としては、「普通ウレタンフォーム」「低反発ウレタン系マットレス」とほぼ同じ
特性を有しています。
”ウレタンフォーム”とは、ウレタン素材を発泡させることによって、生成される素材。スポンジのように、
多くの気泡を内包しているのが特徴です。
その気泡構造によって、高い「断熱性」を有しているのが特徴に。床面からの冷気の伝達を防いでくれるのです。
高反発ウレタンフォーム仕様のマットレスは、冬季節に冷気を遮断、「布団内」の暖かさを保持してくれるマットレスと
なります。
反面、一般的な高反発ウレタンフォームの場合、各気泡は独立して存在しています。
(クローズセル構造高反発ウレタンフォーム)。
それゆえに、通気性が低く
(低通気性)、熱・湿度がこもりやすいといった特性(デメリット)を有しているのです。
ちなみに近年、人気となっている最新高反発ウレタンフォーム仕様マットレスの場合は、新たに開発された、各気泡を連結させた
特殊構造の高反発ウレタンフォーム素材(オープンセル構造)が使われています。
高反発ウレタンフォーム素材の弱点が解消された(軽減された)アイテムに。夏の高温高湿度環境への適正が高まっています。
*高反発力で身体を支えてくれる。(寝返りを補助してくれる。)
*断熱性が高く、冬季節にて冷気を遮断。暖かさを保ちやすい。
*マットレス内に”熱・湿気”が篭もりやすい。(デメリット)
*”高反発網目繊維構造素材”と比較すると安価な素材に。
■高反発網目繊維構造素材のマットレス
高反発マットレスに採用されているもうひとつの素材(種類)が「網目繊維構造素材」。
「ポリエチレン素材」など石油由来の素材を用いて、繊維状の素材を立体的な網目のような構造としたものです。
各メーカーごとに独自開発され
ており、素材名称(商品名)は、いろいろ存在しています。
「高反発ウレタンフォーム素材」と比較において、最も相反する要素となるのが『高い通気性を有している』こと。
素材の大半は、空気層となっており、バツグンの通気性を誇っています。
高温多湿となる日本の夏季節において、寝苦しさを解消してくれる快適な寝心地(湿気や熱のこもりが無い)を
得やすい高反発マットレスとなります。
反面、空気層による”保温力”はあるものの、高反発ウレタンフォーム仕様マットレスとの比較においては、
「断熱性に劣る」ものに。まあ、「通気性」と「断熱性」自体が相反する要素ですので、断熱性に劣るのは、
当然の出来事となります。
*高い反発力。
*通気性が高く、夏季節にて湿気や熱の籠りが少なく、快適な睡眠を得やすい。。
*断熱性に劣る傾向があり、冬季節にて、冷気を感じることも。(デメリット)
*”高反発ウレタンフォーム素材”と比較すると高価な素材に。
腰痛マットレス!日本で人気のマットレス・ブランド【13選】
睡眠中の身体への付加(腰痛・背中の痛みなど)を軽減するための機能を有したマットレスにも、多彩な種類が存在しています。
全ての人にとって、「腰痛緩和」などの効果が感じられるといったマットレスは存在
していません。
ある人にとって、とても効果を感じるマットレスであったとしても、必ず、他の誰かにとっては、
まったく効果が感じられないという状況が存在するもの。
それゆえに、「腰痛緩和に繋がるマットレス」と言われている商品の中には、特性が異なる多彩な商品種類が
存在しているわけです。(多様性)
ここでは、腰痛対策のマットレスとして、現在、日本で一定数以上の販売実績を有している人気上位の機能性マットレス・ブランド(商品)
をご紹介いたします。
- エアウィーヴ
- エアー(air)
- エアリー
- オクタスプリング
- 雲のやすらぎ
- モットン
- シモンズ
- シーリー
- フランスベッド
- マニフレックス
- ムアツ
- エアツリー
- スリープル Futon Style
エアウィーヴ|airweave
●寝具メーカー:airweave
●商品アンバサダー:高梨沙羅、浅田真央
●機能性:体圧分散機能、高反発機能
●人気アイテム:エアウィーヴ
●主な素材:airfiber(高反発網目繊維構造素材)
エアー|air
●寝具メーカー:東京西川
●商品アンバサダー:大谷翔平、三浦和良、ネイマール
●機能性:体圧分散機能
●人気アイテム:AIR SI
●主な素材:ムマクウレタン
エアリー
●寝具メーカー:アイリスオーヤマ
●商品アンバサダー:なし
●機能性:体圧分散機能、高反発機能
●人気アイテム:エアリープレミアムマットレス
●主な素材:エアロキューブ(高反発網目繊維構造素材)
オクタスプリング|OCTASPRING
●寝具メーカー:ヤーマン
●商品アンバサダー:やくみつる
●機能性:体圧分散機能、低反発&高反発機能(二層構造)
●人気アイテム:オクタスプリング
●主な素材:ウレタンスプリング
雲のやすらぎ
●寝具メーカー:イッティ
●商品アンバサダー:千代丸関
●機能性:体圧分散機能、高反発機能
●人気アイテム:雲のやすらぎ プレミアム
●主な素材:オープンセル構造高反発ウレタンフォーム
モットン|motton
●寝具メーカー:モットン・ジャパン
●商品アンバサダー:山本昌
●機能性:体圧分散機能、高反発機能
●人気アイテム:モットン
●主な素材:オープンセル構造高反発ウレタンフォーム
「モットン」の口コミ・評判を知りたい方は下記をご参照いただければと思います。
↓↓↓
- モットン マットレス情報局「口コミ」|悪い評判・良い評判を評価
シモンズ|SIMMONS
●寝具メーカー:SIMMONS
●商品アンバサダー:なし
●機能性:体圧分散機能
●人気アイテム:AIR COMFORT
●主な素材:ウレタンフォーム+ポケットコイル
シーリー|Sealy
●寝具メーカー:Sealy・Japan
●商品アンバサダー:なし
●機能性:体圧分散機能
●人気アイテム:クラウンジュエル
●主な素材:ジェルメモリーフォーム+ポケットコイル
フランスベッド
●寝具メーカー:FRANCE BED
●商品アンバサダー:なし
●機能性:体圧分散機能
●人気アイテム:ボディーコンディショニング・マットレス
●主な素材:ブレスエアー(網目繊維構造素材)+高密度連続スプリング
マニフレックス|magniflex
●寝具メーカー:magniflex
●商品アンバサダー:香川真司
●機能性:体圧分散機能、高反発機能
●人気アイテム:フラッグ・FX
●主な素材:エリオセル
ムアツ
●寝具メーカー:昭和西川
●商品アンバサダー:なし
●機能性:体圧分散機能、高反発機能
●人気アイテム:ムアツ 2フォーム
●主な素材:特殊ウレタンフォーム
エアツリーマットレス
●寝具メーカー:TOBEST
●商品アンバサダー:なし
●機能性:体圧分散機能、高反発機能
●人気アイテム:エアツリーマットレス
●主な素材:オープンセル構造高反発ウレタンフォーム
スリープル Futon Style
●寝具メーカー:Sleeple
●商品アンバサダー:なし
●機能性:体圧分散機能、高反発機能
●人気アイテム:スリープル Futon Style
●主な素材:アキレス瞬反発フォーム
人気の高反発ウレタンフォーム素材仕様・高反発マットレス!
高反発マットレス人気ということもあって、現在、一般市場に高反発ウレタンフォーム仕様のマットレスは多数存在しています。
安価な高反発マットレスも多く存在しているのですが、安価な商品は、一般的な高反発ウレタンフォームを使用しているもので、
「通気性の低さ」が課題として残っているもの。
今、支持を伸ばしているのは、高通気性が確保された最新型の高反発ウレタンフォーム(オープンセル構造)仕様のマットレス
であることをしっかりと認識しておいていただければと思います。
ここでは、そんなオープンセル構造など高い通気性を有する、現在人気の高反発ウレタンフォーム仕様マットレスを
ご紹介したいと思います。
フローリング床に直置き使用可能な高反発マットレス「モットン」
まず、人気の高反発ウレタンフォーム仕様マットレスとして、取り上げておきたいのが、こちらの
「モットン」です。
近年、なるべく無駄な家具類を設置しない、シンプルなインテリアデザインを好む方が増加。そんな背景も
あって、フローリング床に直置きで使用できる高反発マットレスが高い人気を得てきています。
そんなニーズに、合致したのが、「モットン」です。フローリング床に直置きで利用するためには、
「高反発力機能を活かす」「断熱性を保持する」「クッション性を保つ」上で、マットレスの”厚み”
がとても重要な要素となります。
”厚み5cm程度”の商品も多い中、モットンは”厚み10cm”といった最高峰の厚みを有しているのが
特徴。高反発機能などを最大限活かすためには、「厚み7cm以上」は必要といった研究データなどもあります
ので、10cmの厚みは、機能を活かす上で十分な要素となっています。
また、他の商品には無い特徴として、”硬さが選べる”ことも、大きな魅力に。「100N(軟らかめ)」
「140N(普通)」「170N(硬め)」の3種類から選べぶことが可能です。硬さの好みは、安眠に大きく
影響する要素のひとつですからね。
*素材:高反発ウレタンフォーム素材(高通気性)
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル
*厚み:10cm
*価格:¥39,800円(税込み)~。
▼高反発マットレス「モットン」の商品詳細・購入はこちらから(公式SHOP)
部位別に、適切な硬さを採用している高反発マットレス「エアツリー」
もうひとつ、特殊な機能性を有している高反発ウレタンフォーム仕様マットレスをご紹介。
それがこちらの高反発マットレス「エアツリー」です。
通常のマットレスは、縦方向(層)に異なる素材を使用していることがあっても、横方向に異なる特性を
有することは無いものです。(手間もかかるし、コスト高となるため)
こちらの”エアツリー”は、そんな他には無い、横方向の異なる特性を有している高反発マットレス。
「頭部・肩周辺」「腰部・臀部周辺」「脚部周辺」それぞれの部位に応じて、最適なマットレスの硬さ・クッション性を
創出しているのです。
睡眠中の体の痛み(腰痛・背中痛・肩痛など)を生じさせないようにするためには、「肩周辺は、マットレスのクッション性
・追随性」が重要な要素に。対して、「腰部・臀部周辺においては、最も荷重がかかることから、高い支持力(硬さ)」が
重要な要素となるもの。
部位に応じた機能性(クッション性・硬さ)を実現しているのが”エアツリー”なのです。
*素材:高反発ウレタンフォーム素材(高通気性)
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル
*厚み:9cm
*価格:¥29,800円(税込み)~。
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人気の網目繊維構造素材仕様・高反発マットレス!
高通気性が魅力の網目繊維構造素材の多くは、既存のマットレス上に敷いて使用する「マットレスパット
(上敷きマットレス)」に活用されています。それには、2つの理由があるものと推察されます。
ひとつは、ウレタンフォーム素材と比較して、素材単価が高いこと。網目繊維構造素材を単体で、厚みをもたせる形
でマットレスを構成すると、とても高価なアイテムとなってしまうからなんですね。
もうひとつは、網目繊維構造素材は通気性が高い反面、断熱性に劣るため、特に戸建て住宅においては、冬の冷気を
感じやすいものとなる傾向があるからです。気密性の高いマンションなどでは逆に、冬の寒さよりも、夏の暑さが
課題となることから、網目繊維構造素材仕様のマットレスが効果的に。
断熱性と通気性を兼ね備えた網目繊維構造素材マットレス「スマートZ」
網目繊維構造素材仕様の高反発マットレスの先駆けであり、今では世界的な知名度を有するようになっているのが
「エアウィーヴ」です。元フィギュアスケーターの浅田真央さんのCMを通じて知っている方も多いのでは
ないでしょうか。
もともとエアウィーヴは、上敷きマットレスとして販売されていたアイテム。ただ、現在はニーズに合わせて、敷布団タイプ
など多様なラインナップが作られています。
そんな中、一般家庭での利用にて、人気を高めてきているのが、こちらの「エアウィーヴ・スマートZ」です。
三つ折り型のマットレスで、フローリング床に直置きで活用できるアイテム。
通気性と高反発力を有する網目繊維構造素材(5cm)を上層に、下層には断熱性を有する素材を二層構造として
創作されたマットレスとなっています。貴重な断熱性と通気性を兼ね備えた網目繊維構造素材仕様の高反発マットレス
です。
*素材:網目繊維構造素材+ポリエチレン素材
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル
*厚み:9cm
*価格:¥42,120円(税込み)~。
▼網目繊維構造素材マットレス「エアウィーヴ・スマートZ」の商品詳細・購入はこちらから(公式SHOP)
マットレスの「口コミ」「評判」情報。
自分に適した「マットレス」を選ぶ上で、「口コミ」や「評判」は気になるものですよね。
ただ、「マットレスの適正」は人それぞれですので、口コミ・評価をそのまま鵜呑みにしてしまうのは危険です。
そんな「口コミ」「評判」情報を上手く活用するポイントなどに関して、記しています。ご参考に。
- マットレスの「口コミ」検証!参考にならない話と参考となる話。
- マットレスの「口コミ」検証!「ニトリ」のマットレス、実は高価?!
- マットレスの「口コミ&評判」ランキング!人気MATTRESSを口コミ比較。
- 高反発マットレス「モットン|motton」の口こみ!
マットレス・敷布団選びをする上で考慮しておきたいポイント!「厚みのある高反発敷布団」
高反発マットレス(敷布団)の最大の特徴が反発力によって「寝返りを補佐する働き」がある
ということです。寝返りをスムーズに出来るようになることで身体の痛みが軽減・消滅すること
に繋がるわけです。
ただ、同じ”痛み”といっても「肩や腕の痛み・痺れ」なとがある場合、基本的には寝返り時に横向きとなったときに、肩や腕が圧迫を強く受けることが要因となるもの。それを解消するためには「枕の高さ」と「肩部分のマットレス(敷布団)の沈み込み」が必要な要素となります。
高反発マットレスとして人気のある商品の大半が「厚み5cm以下」の商品。それだと物理的に横向きとなったとき肩形状に合わせての沈み込みは「3cm以下」ということになるため、肩・腕への圧迫があまり軽減されないことになります。肩・腕の圧迫を軽減するためには、物理的に「10cm以上の厚みを有するマットレス・敷布団」が必要となるのです。
そんな厚みを有している高反発マットレス(敷布団)となるのが、こちらの 雲のやすらぎ。多層構造による「厚さ17cm」の構造が肩・腕の圧迫を軽減してくれることに繋がります。