睡眠時や起床時に「腰が痛い」「背中が痛い」といった症状を感じる時、その要因にとして下記2つの要素が考えられます。
●寝返り不足。
●自分の体格(身体特徴)にマットレスの「硬さ」が適していない。
上記は、それぞれ相関性も有しており、「硬さが不適切」だと、「寝返り不足」となりやすいといった傾向も存在しています。
それゆえに、マットレスを選ぶ上で、まずは「硬さ」を重視することがポイントとなります。
睡眠時や起床時に「腰が痛い」「背中が痛い」といった症状を感じる時、その要因にとして下記2つの要素が考えられます。
●寝返り不足。
●自分の体格(身体特徴)にマットレスの「硬さ」が適していない。
上記は、それぞれ相関性も有しており、「硬さが不適切」だと、「寝返り不足」となりやすいといった傾向も存在しています。
それゆえに、マットレスを選ぶ上で、まずは「硬さ」を重視することがポイントとなります。
昨年あたりまでは、マットレスの「硬さ」は、「柔らか」「普通」「硬め」といった感覚的な表記が主流となっていました。
そんな「感覚的表記」は、ある意味「わかりやすさ」があるのが大きなメリットとなります。
しかし、そこには大きな課題が存在していました。それが、「商品によって、硬さの違いがある」ということ。
例えば、極端な話、マットレスAでは「硬め」と表されていたものが、マットレスBと比較した時に、マットレスBの「柔らか」
に相応する硬さとなっているというケースが存在しているのです。
購入者にとっては、「硬め」と思って購入したマットレスが実際には「柔らか」だったということも少なくないということ。
これだと、購入者側としては、混乱してしまいますよね。
そんな課題を解消するためにと、導入されるようになってきたのが、硬さを示す単位「ニュートン(N)」の表記です。
マットレスの場合、「35N(ニュートン)~240N(ニュートン)」程度の範囲で異なる硬さが存在しています。
「N(ニュートン)」の数字が小さいほど「柔らかく」。数字が大きくなると「硬く」なっていることを示しています。
ちなみに、感覚的表記で言うと、「35N」は「超柔らか」で「240N」は「超硬い」といった表記となります。
「マットレスの硬さ」を選ぶ上で、一番大きな指標となるのが「体重」です。
単純に言えば、「体重50kg」の方よりも「体重100kg」の人の方がマットレスが沈み込むため、「硬い」マットレス
が適していることとなります。
睡眠研究の中で、「体重と硬さ(N)の関係性」に関して、ひとつの目安となっているのが。
●体重45kg未満:100N(ニュートン)
●体重45kg~80kg未満:140N(ニュートン)
●体重80kg以上:170N(ニュートン)
といった指標です。
ただし、実際は「マットレスに加わる単位面積当たりの荷重(体重)」が直接的に重要な要素となります。
例えば、同じく体重が「60kg」であったとしても、「身長120cnで60kg」「身長160cmで60kg」「身長200cmで60kg」
では、適した硬さが異なることに。
この場合、「身長160cm・60kg」の方にとっては「硬さ140N」が適していたとしても、「身長120cn・60kg」の方にとっては
「硬さ170N」が。「身長200cm・60kg」の方にとっては「硬さ100N」が適したものとなります。
「体重」と「身長」の組み合わせ(体格)が重要な指標となるわけです。
近年、マットレスには、「良質な睡眠」「体への労り」をもたらしてくれる「機能性」が重要視されるようになってきました。
●高反発機能(高反発マットレス)
●体圧分散機能
などは、いまや必須ともいえるマットレス機能です。
そんな流れの中、ようやく「硬さ」に対する配慮が深まってきたものと感じています。「硬さ」というのは、マットレスの機能
としてベーシックな要素。
それゆえに、いままでは、「硬め」か「柔らかめ」かといったわりと大雑把な括りでの対応となっていました。
しかし、「睡眠負債」といった新しい言葉が浸透してきたりと、「睡眠の質」を重視する方が増加。
そんな需要に答えるためにと、「マットレスの硬さの細分化」が行われるとともに、「異なる硬さのバリエーションを有する
マットレス」が登場することに。
不思議に思うかもしれませんが、大半の商品が「一種類の硬さ」のみで販売されています。
今年になって、ようやく「硬さのバリエーション」を有する商品が増えてきていますが、それでもまだ少数派。貴重な存在です。
「硬さのバリエーション」を有する機能性マットレス(高反発マットレス)の先駆けと言えるのが、こちらの
高反発マットレス「モットン」です。
「100N(柔らか)」「140N(普通)」「170N(硬め)」の3種類のラインナップが揃っているのが魅力。
現在、ようやく他商品でも、「硬さのニュートン表示」が行われるようになってきました。(それまでは、硬さの表示すらありませんでしたからね。)
それでも、一般的な他商品では、「80N~130N」の硬さが主流となっています。
正直、これでは体格の良い方にとって、適したマットレスは選べません。(硬さ不足)
モットンは、3種類の硬さラインナップのバランスがとても良く、誰もが自分の体格に適した「硬さ」のマットレスを選ぶことが可能
となっています。