高反発マットレス

マットレスの「形状」!

マットレス「形状・サイズ」毎の特性の違い。

  1. 腰痛マットレス(高反発)の種類!人気の機能性MATTRESS【13選】
  2. マットレスの「形状」特性!腰痛持ちは「三つ折り」は避けましょう。

自分の体格に適したマットレス「形状(サイズ)」を選びましょう。

マットレスのサイズ

安眠を得るため、睡眠時の腰痛など体の痛みを生じさせないためには、「自分の体格特性に適したマットレスを選ぶ」こと が最重要な要素となります。

そのために、まずは「マットレスの特性・特徴(機能)」を理解しておくことが必要です。

マットレスの素材・仕組み(構造)に関連した特性・特徴の違いについては、こちらの記事 :「マットレスの種類!素材と特性の違いを知ることが腰痛対策の第一歩に」を ご参照いただければと思います。

ここでは、もうひとつのマットレス特性に関連した要素となる「形状(サイズ)」に関する特性についてお話したいと思います。

目次。

マットレスの規格サイズは長さが一律「195cm」。幅に8種類のバリエーションが。

基本的に「マットレス」は商品によって、多少サイズに違い(cm単位)があります。ただ、一般的なサイズ規格としては、 長さは一律「195cm」で幅の違いによって、8種類のサイズバリエーションが存在しています。

そのサイズ規格をベースとして、商品ごとに規格外サイズが存在することに。

例えば、「ロングサイズ」として「長さ200cm、205cm」などのサイズが設定されている商品も存在しています。

また、8種類の規格サイズがすべて揃っている商品は、どちらかという少数派。概ね「3~5種類」のサイズ をラインナップに揃えているのケースが主流となっています。

セミシングル:幅80cm~85cm

「セミシングルサイズ」は、幅80cm~85cmが対象サイズとなります。

規格モジュールとして、「クイーンサイズの丁度半分」が目安に。ラインナップとして、揃えているマットレスは 少数派です。

●一人寝用
●子ども、小柄な体格の方向け。
●狭い居室用のマットレスに。

シングルサイズ:幅90cm~100cm

「シングルサイズ」は、幅90cm~100cmが対象サイズとなります。

規格モジュールとして、最も基準となっているサイズ。「キングサイズの丁度半分(シングルサイズの2倍がキングサイズに)」 となります。

全ての、マットレスにて必ずラインナップとして揃っているサイズに。(スタンダードサイズ)

●一人寝用
●子ども、大人の女性・男性向け。
●最もベーシックなマットレスに。

ワイドシングル:幅110cm

「ワイドシングルサイズ」は、幅110cmが対象サイズとなります。

ワイドシングルサイズをラインナップに揃えている商品は少数派です。

通常のシングルサイズよりも「10cm」幅が広いのは、かなりゆとりを感じられるもの。 「身長180cm以上」の男性に最適なサイズ感となります。

●一人寝用
●身長180cm以上の男性向け。
●寝返りがしやすいマットレスに。

セミダブルサイズ:幅120cm

「セミダブルサイズ」は、幅120cmが対象サイズとなります。

「ジングルサイズ」と「ダブルサイズ」の丁度中間のモジュール。定番サイスとして、ラインナップ に揃えている商品が多く存在しています。

「ダブル」との表記がありますが、実際には「二人寝」は厳しく「一人寝用」のマットレスとなります。

●一人寝用
●高身長、体格の良い方向け。
●ゆとりが感じられるマットレスに。

ダブルサイズ:幅140cm

「ダブルサイズ」は、幅140cmが対象サイズとなります。

「ジングルサイズ」と共に定番規格のマットレスサイズとなります。基本的には、「大人二人」が 利用するマットレスに。

ただ、細身・小柄な二人で利用するのは良いものの、普通体格以上の二人で利用するには、正直「狭め」 と感じられるサイズ感です。

●二人寝用
●細身・小柄な方向け。
●二人利用で狭さを感じることも。

ワイドダブルサイズ:幅150cm

「ワイドダブルサイズ」は、幅150cmが対象サイズとなります。

ワイドダブルサイズをラインナップに揃えている商品は少数派となります。

単純に二人利用で「一人寝」換算するとセミシングルよりも狭い幅(75cm)となりますので、基本は二人とも 細身体形のケースでの利用がおすすめに。

●二人寝用
●細身体形の方向け。
●二人利用で狭さを感じることも。

クイーンサイズ:幅160cm~180cm

「クイーンサイズ」は、幅160cm~180cmが対象サイズとなります。

本当の意味で「二人寝用」と言えるのが、この「クイーンサイズ」となります。

「シングル」「セミダブル」「ダブル」に次いで、ラインナップに揃えている商品数は多いかと。

ただ、ベッド用マットレスが対象となっており、敷布団兼用タイプのマットレスに、クイーンサイズ はほとんどありません。

●二人寝用
●体形問わず、ベーシックな二人寝用に。
●ゆとりを感じて二人て使えるサイズ感。

キングサイズ:幅180cm~200cm

「キングサイズ」は、幅180cm~200cmが対象サイズとなります。

丁度「シングルサイズ」二つ分の大きさ。高身長、大柄な体形の方二人で活用することが出来るサイズ感です。

ただ、「キングサイズ」をラインナップに揃えている商品は少な目となっています。

●二人寝用
●体形問わず、余裕が持てる二人寝用。
●寝室を「ベッド中心」にて構成するのに最適。

「サイズ規格名称」に捉われることなく「実サイズ」を意識してたマットレス選びを!

多くの方が、「サイズ名称」のみを対象としてマットレスを購入している・・そんな調査結果があるようです。

しかし、一人用なら「シングルサイズ」、二人用なら「ダブルサイズ」と安易に選択してしまうのは失敗を招きやすい 要素となります。

睡眠時に窮屈感を感じてしまうかどうかは、「マットレス幅の5cm」の違いで変化します。

さらに「10cmの差」があると、「寝返りのしやすさ」に大きな違いが生じることに。マットレス幅の「5cm~10cm」の 違いは機能的にとても大きな差となるのです。

「シングルサイズ」には、「90cm~100cm」といった「10cmの差」が存在しています。商品によっては、「90cm幅」のシングルサイズ もあれば「100cm幅」のシングルサイズもあるということ。

単純に、人一人用だから「シングル」で・・といった感じで選んでしまうと、貴方にとっては、不適切(幅不足)な マットレスである可能性があるわけです。

そんな失敗をしないためにも、マットレス選びをする上では必ず「具体的なサイズ(cm)」を基準にしていただければと 思います。

「三つ折り」形状のマットレスは腰痛持ちの方には不向きです。

三つ折りマットレス

「マットレス形状」に関して、もうひとつの「種類」となるのが「真っすぐな形状」か「三つ折り形状」かの違いです。

「ベッド用マットレス」の場合は、全てが「真っすぐな形状」ですが、「敷布団用マットレス」「敷布団兼用マットレス」の中には、 「真っすぐ形状」と「三つ折り形状」の種類が存在しています。

「三つ折り形状マットレス」の場合は、基本的に毎日、布団を整頓。押し入れに収納したり、部屋の隅に整理したり する方に適した機能性を有しています。

ただし、一点注意が必要なことが。「三つ折りマットレス」の場合、どうしても、「折れ部分」と「それ以外の部分」で マットレスの「硬さ」「弾力性」「支持力」などが異なります。

ゆえに、大柄な方ほど、マットレスへの沈み込み方が不均一となりやすく、睡眠中に「腰痛」「体の痛み」を生じる 要因となることがあります。

もともと腰痛を有している方であれば、尚更のこと。睡眠時の腰痛などが気になる方は、「三つ折りマットレス」は 使用しないことがおすすめに。

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