”高反発ウレタン系マットレス”は主に、欧州など「季節変化が少なく」「低湿度環境」の
地域で活用されています。
マットレス素材の種類や特性に関しては、こちら(マットレスの種類、機能性マットレスの特徴 )
で記していますので、ご参照いただければと思います。
基本的に”ウレタン素材”に共通した要素となるのが、「通気性が低く、熱・湿気が素材内部に
篭もりやすい」ということ。また、「温度変化」によって、特性(素材の固さ)が変化するといった
特徴を有しています。それゆえに、温暖で、季節変化も少なく、低湿度環境となりやすい、
地中海周辺地域などで多く活用されている素材となっているのです。
これらの要素は、正直・・日本の生活環境・自然環境には、適正が低いものに。日本は季節変動が
大きく、気温の変動幅もあります。また夏場においては、高湿度環境となる時期も。
それゆえに、日本で使用するマットレスとしては、デメリット要素(熱が篭もる、湿度が篭もる)
が目立ちやすく、使用条件が整っている(寝室環境を整える)ことが必要な要素となりそうです。